はじめに
豆腐にぬめりがあったという経験はありませんか?
捨てるのはもったいないし、まだ食べても大丈夫なのかなと疑問に思う方もいらっしゃると思います。
実は、ぬめりは豆腐からのサインでもあるのです。
今回は豆腐のぬめりの原因と、豆腐を冷蔵庫で保存するときに日持ちさせる方法についてご紹介します。
豆腐のぬめりの原因とは?
豆腐のぬめりの原因は、まず豆腐と一緒に入っている水が原因の可能性が高いです。
水につかっている豆腐の場合、豆腐から染み出した成分が水に混ざります。
水が腐ってぬめりが出ることで、豆腐もヌルヌルしているように感じるのです。
夏場などの暑い季節や温度管理がうまくいっていないと、賞味期限内のお豆腐でもぬめりを感じることがあります。
ぬめりがある豆腐は食べられる?
結論から言うと、食べずに処分することを強くお勧めします。
というのも、ぬめりが出るというのは豆腐が劣化しているサインでもあるのです。
また、豆腐に含まれたたんぱく質が腐ることで菌が繁殖し、食べると食中毒を引き起こす可能性もあります。
ぬめりを水で洗い流せばいいというものではありません。
水が腐っているということは、豆腐も古くなっているということです。
豆腐が腐ると味に酸味があったり、酸っぱいにおいがします。
そのようなサインがあったら、食べずに処分をしてください。
購入したばかりなのに「ぬめり」があったら?
その日に購入したばかりなのに「ぬめり」があった場合は、豆腐を購入したお店に報告してください。
お店の対応にもよりますが、新しい商品と交換してくれる場合があります。
ただ、夏場など温度が高い時期は、例え冷蔵庫に保管していても扉の開閉などで足がはやくなってしまいます。
その場合は消費期限に関係なく、購入したら早めに消費することに注意してください。
また、開封し際もすぐに食べてしまいましょう。
豆腐を日持ちさせるには?
日持ちさせる方法は、水の入れ替えを行うことです。
水と一緒にパックされている場合、まず水から腐っていきます。
パックに入っている水は輸送などの衝撃を和らげるために入れられているもので、そのまま保管していると水は腐っていきます。
そのため購入してすぐに新しい水に交換するというのがオススメです。
面倒という方は、余った豆腐を冷蔵庫で保管するときに水を入れ替えてください。
日持ちさせるといっても、応急処置的なものです。
開封したら次の日、もしくはその次の日に使ってしまってください。
水が入っていないタイプの豆腐は?
水が入っていないタイプの充填式の豆腐の場合、真空パックになっているので傷みにくいです。
菌も繁殖しにくいので、消費期限内であれば開封してもぬめりがあるということは少ないです。
消費期限についても、水が入っているタイプよりも長めに設定されています。
購入してもすぐに使わない場合は、充填式になっているタイプの豆腐が良いです。
最後に
いかがでしたか?
豆腐にぬめりを感じた際は、食べずに処理することをお勧めします。
豆腐に限らず、たんぱく質など栄養価を多く含む食材は腐ると菌が繁殖して食中毒を引き起こしやすくなります。
特に夏場は傷みやすいので十分に注意して、少しでも異変を感じたら食べるのを止めてください。
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